WEBデザインスクール奮闘記01

志望動機

KatsuがバンクーバーにあるWebデザイン学校を探し始めたのは2001年になってからだろう。2000年5月にESLへ行き始めたときから「Webデザインスクールへ行けるのならば行きたい!」という気持ちはあった。しかし、ビジネススクールのハードルたるや「TOEIC750以上」というKatsuにしてみりゃドンキホーテに匹敵の挑戦だった。

そもそものホームページ作成のキッカケは1998年の日本の会社在籍時に遡る。このときKatsuは福島県いわき市にあった自称日本一のカーショップカーショップに在籍し、ピット作業と商品POP、ポスター、商品説明、チラシ様々な販促物をパソコンを使って作るという2足のワラジを履いていた。Katsuが特別優秀なワケではなく、他にパソコンをいじれる人間がいないだけだった。
デザイン会社ではないのでイラストレーターやフォトショップなどのいいソフトは買ってもらえず、ワードやパワーポイントなどで試行錯誤しながらこれらのモノを作っていた。

当然こういうモノを作り出すと、店や商品の宣伝効果がやたらと気になりだす。会社がホームページを持つなどというコトも当たり前になってきつつあった。
しかし、「いんたあねっと」など全く知ろうとしない幹部達・・・。
売上を伸ばすのは「掃除と挨拶だ。」などと寝言を言っている。にわか販促員のKatsuとしてはコイツらには内緒で店のHP作成に乗り出すことにした。「カーショップ カー○ルを応援するページ」と名付けた。この時購入したのが「IBMホームページビルダー2000」。
KatsuのWeb生活はここからスタートしたと言っても過言ではない。今、この頃のデータを見ると笑ってしまうが、それなりに本気で作っていた。これを見て来てくれたお客さんも当時いた。そして「クルマいじってるより面白いぢゃん!」と感じたのだ。(このWebサイトはKatsuが辞めるときに消去。店は2001年の6月で倒産)
そしてカナダ行き。カナダに着いて最初はクルマに関係するコトをしたが、すぐにアキた。カナダのクルマは日本ではすでに見なくなった古い車種ばかり。もし日本で見たいときは解体屋を訪ねた方が早い。こんな古いクルマをイジったり見たりしてもKatsuは面白くも何ともなかった。クルマのコトを学びたいのならば、日本が一番いい技術を学べる。
やはり最終的にWebのお勉強をしてゆくしかないだろう…と、この時思い始めた。早く覚える道は、数をこなすしかない。そのためにはとにかくWebサイトを作ることコトだと思い再びWebサイト構築構想をしはじめた。
それがこの「バンクーバーの暮らし方」である。今回リニューアルをしたが、この時からの設計を引きずっているため色々と制限もある。「くくくく…まるでWindows3.1、95、98、Meシリーズのようだ」と一人笑う。
ページが多くなりすぎてイジりたくないのが本音。
ま、難しい話はあとにして、自分の予想に反してこのサイトに反響があったコトが、さらに勉強を重ねる気を起こさせた最大の理由だろう。ここの部分では皆様に感謝感謝。反響があれば「さらにいい情報を…」とKatsuも燃える。テキストや生写真による情報が優先され凝った画像処理や作成はやらずにきてしまったが、試したことも数多くある。プロの人から見れば「何ぢゃこりゃ」モンだろうがKatsuにとっては最高の経験となっている。

ホームページビルダーま、ここで2001年に戻る。ある程度の知識は身に付いたが、所詮ホームページビルダーを使わなければロクにHTMLも書けないくらいのウデ。とにかくカナダのWebデザインがどんなモンか聞いてみたい気が大きくなってきた。英語の勉強にもなるしね。(この考えが多いにアマいことに気づくのは後々)Martyの歯もまだまだだし、日本語教師も順調になってきていたので、まだまだカナダに滞在したいのも大きな理由の一つでもあった。

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行けそうな学校ある?

バンクーバーにはWebデザインスクールがたくさんある。
BCIT、ランガラカレッジ、スプロットショー、V・C・C、ボッドウェル、ピットマン、プロスタッフ、CDI、コンピュカレッジ、バーナービーカレッジ、バンクーバーフィルムスクール(2001年当時)・・・などなど挙げはじめたらばキリがない。
授業はもちろん英語。専門用語も多く日本語でWeb用語を知らなかったらかなり苦しい。
とはいえESLと一緒になっているインターナショナルの生徒にはありがた〜いスクールもある。これ以外はビジネススクールという扱いになる。
英語もかなり理解できるのが前提である。目安としてはTOEIC750前後というところが多い。試験自体がTOEICやTOEFLの練習問題という場合もあった。とにかくインターナショナルの生徒は英語力のテストと言っても過言ではないだろう。
と、わかっていて初心者に毛が生えた程度の英語力で、お受験を始めたのだが結果は笑えるくらいボロボロ。TOEICやTOEFLなんて受けたことなかったし、どうやって問題を解くのかも知らなかった。入学試験でリスニングの問題が始まるのはいいが、解き方を理解できるまでに相当の量が流れている…。TOEIC、TOEFLは専門のお勉強の仕方がある。コレ専門のESLもあるくらいだ。大して英語を喋れないけどTOEIC、TOEFLの点数はいいという人もいる。ESLに通った後、ビジネススクールに行きたい人はTOEIC、TOEFLのお勉強は必須。

こんなワケで最初に受けた二つはあえなく玉砕。三つ目はESLも持っているから朝ESL、午後Webデザイン両方に通いながらやりなさいと言われる。英語力の無いKatsuには、いい話ではある。とりあえずキープする。
そして四つ目。ここはAssistのChizukoさん(当時オールインワン)一押しの学校。まあ、このChizukoさん、ちょっと松島菜ななこちゃん々子似で明るく、生徒の面倒見もいい。バンクーバーにいるワーホリ・留学生の間では人気の日本人エージェンシー。
Katsuがオールインワンを利用していたのはChizukoさんが美人だから…というワケではない。断じて…。と、いうコトにココではしておき、進められたままお受験に行く。
内容は半分知能試験のようなモノと今までの学校に比べれば、比較的簡単な英語の試験だった。とはいえ、この頃になると自分の英語力のなさを痛感していて、日本に帰って探すか、もう少しESLに通うかという二つの選択肢が頭の中にチラつきつつあった。
しかしその夜、ChizukoさんからTELがあった。「Katsuさ〜ん!!合格だってー今、学校から連絡あったよ!」「でも入学までの二ヶ月間ESLは行った方がいいって。」
「よっしゃッ!初めてテストに合格した!!」のうれしい気持ちと「Chizukoさんッ、その内容だったのか…」という期待を裏切られた気持ちとが複雑に入り混じった瞬間でもあった。

三つ目と四つ目を比べて、三つ目の学校も安くて良かったのだが、いままでに色々とトラブったコトもあるらしい。そんなワケで、今までに生徒も送り込んでいて定評のあるChizukoさんオススメの四つ目のWebデザインスクールにする。
繰り返すがChizukoさんが美人だから…という理由ではない。と、しておいて欲しい。

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開戦前

Webデザインの学校に2001年6月25日から行くのがが決まったのが4月の終わり頃。それまでは以前行っていたESLに2ヶ月だけ戻ることにした。違うところにするかどうするか悩んだのだが、慣れたESLですぐ勉強に集中出来た方がいいと考えた。WEBデザイナーのステファン
ESLに戻るとワンレベルアップしてセンセはステファンというWebデザイナーを副業でしているセンセだった。
ははっ。願ったりぢゃねえか!まあ、パソコンの事は聞ける聞ける。何でもOK。とってもいい。
しかし2週間くらいして感じたのコトは授業がちょっと簡単。思い切ってもうワンレベル上げたい…でもステファンだとWebのこと何でも聞けるからなぁ…。でもそんなベラベラ喋れるワケじゃねえし、このクラスで我慢しよう。と決める。午後のオプションはTOEICとビジネスライティングと選択し、磨きをかけたハズだった。
入学一ヶ月前にオリエンテーションがあった。入学後の様々な説明である。アチラのセンセ説明慣れしているせいか、メチャクチャ早い。なーんにも聞き取れない。ボーっとしていると突然自己紹介がハジの方から始まった。
「何だよ何だよ。考えてねえよ。」こういう場面では必死に前の人の言っていることを聞く…「え〜っと、名前、自分のコース、趣味…を言っているな。」「ほう。趣味はこんな言い方もあるのか」と自分の番が来るまでに言うことを組み立てる。「ア…アイム カツ、アイムフロムジャパン、アイムテイキングウェブデザイン…ブラブラ」といった感じだ。しゃべれねえのをゴマかすのも必死。
他のガッコの説明会に行ったときもあったんだ。やっぱメチャクチャ早くてナニいってんのかサッパリわからんが、しかし、何かどうも志望動機を言えというようなコトで、Katsuが真っ先に当てられちまったんだわさァ。いや〜マイッタね。ESLで言ったコトがあるセンテンスをすべて持ってきて説明した。ノーミソ200%稼動だったんぢゃないかな。
カナダって多少見当違いの答えをしても、マッコウから否定しない。「この人はコレに関連した、こういう意見を持っているんだな。」って評価してくれるコトが多い。その人が考えたコトや意見を大事にしてくれる。「何でもいいから、また言おう!」って気にさせてくれる。 日本なら「あなたワタシの話をちゃんと聞いてました?」となるけどね。
日本人の答えはよく「あいまいだ。」なんていうぢゃない。勉強をすすめていくと日本の方がよっぽどYes、Noだけの文化だと思えた。テストテストの繰り返し。教科書に載っている1個の答えだけしか認めてくれない。コレこれだけおぼえてりゃいいんだ。意見もなーんもない。答えの理由は「教科書にそう出てんだモン。」
ガイジンは理屈っぽい何て言うけど、それは自然なコト。その土壌にはこういう教育方法があったんだと、Katsuはこの後もズーっと感じていった。で、 2ヶ月なんて早いモンで、英語が伸びたという実感も大して湧かぬまま入学当日がやってきたのだった。

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ワレ玉砕セリ

ESLは2001年6月22日に終わった。このESLは設立されたばかりで、3ヶ月間申し込むと1ヶ月タダという特典付きで合計8ヶ月も通ってしまった。特別勉強になったとは思わない。しかし、どこのESL行っても変わらなかった気はする。Katsuの中に強烈な苦手意識がある以上カリカリと勉強もする気がしない。してもアタマに入らないだろう。

さて、 23、24日が土日であけて月曜日が来た。おそるおそるWEBデザイン学校に行った。受付で教室を聞き、その部屋に入る。数人が来ていたと思う。そしてシーンとしていた。Katsuは目立たなそうな席に座る。(う〜ん日本人しちゃってるなァ)ほとんどの席が埋まるがセンセはナカナカ来なかった。
別のセンセが来て何か説明をした。そして「何でこんなに静かなんだよ?まわりと自己紹介していなさい」みたいなコトを言って皆が笑い、急に会話が始まる。Katsuの隣には「ハン」というベトナム系カナディアンがいた。小さな頃にカナダhannに来たということだった。教育は全てコチラで受けたようで英語は完全なネイティブだった。あとでわかったコトだが、彼はすでにTV作製会社を持っていてWEBスクールに来たのは単なるハク付けのようだった。WEBデザインのウデもズバ抜けて出来て、ハンのやること見るのはKatsuにとってすごく参考になった。

さて、ここの見出しからしてKatsuが「けちょんけちょん」になったのは事実だけど、それを書く前にこのWEBスクールの内容をちょっとお教えしちゃいます。
私が行ったのはバンクーバーダウンタウンにあるビジネススクールで様々なコースがあります。Webデザインも数あるコースの一つに過ぎません。内容はどこの学校も一緒ですが「広く薄く基本的なコトをさらりとやる。」といったところでしょう。詳細は以下の通りです。

PRE-EMPLOYMENT READINESS(20h)
雇用に関する心構えみたいなもの。

COMPUTER FUNDAMENTALS WITH KEYBOARDING(40h)
コンピューター初心者のための 授業構造とキーボードレッスン。

WORD PROCESSING LEVEL1(40h)
マイクロソフトワードの使い方。

INTERNET COMMUNICATIONS(40h)
インターネットとメールの役割・構造全般。

HTML WITH JAVASCRIPT-2001(40h)
HTMLの基本的なタグを使い手打ちでWEBサイトを作る。JAVASCRIPTの基本。ロールオーバーなど。

GRAPHIC DESIGN & MULTIMEDIA(80h)
フォトショップ、イラストレーター、フラッシュの使い方。

WEB AUTHORING APPLICATIONS(40h)
ドリームウィーバーを使ってWebサイトを構築。

WEB SITE DESIGNER(40h)
今まで習ったすべてのコトを盛り込んだWEBサイトを計画書に基づいて構築する。

PROFESSIONAL SKILL(40h)
雇用に関する心構。クレーム処理。最初より本格的。

E-COMMERCE(120h)
ネットの歴史、なりたち、商売、決済、セキュリティー、サーバーなどなど。

JOB SEACH TECHNIQUES(20h)
仕事の探し方(カナディアンのためのモノなので私はカットしました。)

総授業時間は520時間。一つの授業平均40時間というのは1日4時間授業なので2週間になります。途中で様々な課題を出されます。 さらに最後には試験があり、70〜80%の得点をしなければ卒業できません。プラクティカム(実習)はありませんが入学後申請できます。これを申請すると+120時間で680時間になります。

ここで見てもらうとわかる通り最初はPRE-EMPLOYMENT READINESS。センセが来てハンとKatsuのお話も終わる。
イヤイヤ、このセンセさ、この授業ばかりで慣れているんだろうね。メチャクチャ早い。全神経を集中して聞くが全く聞き取れない。こうなると「オレってこんなダメなヤツだったんだ…」となってくる。
センセ話しながら代わる代わる生徒に質問する。皆ペラペラと答えているがKatsuだけ聞き返してもマトモに答えるコトができない。くやしい。ちくしょうッ。何でだクソ!ESLぢゃ、あんなに聞けていたのにっ。
日本ではNOVA、ここでは合計1年ESLに行って準備した…。その全てが音を立てて崩壊した日であった。

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無神経

カナダに来てからというもの、英語がわかる気になっては崩れわかっては崩れの繰り返しである。いつになったら日本語環境のようにのほほんとしていられるのだろうか。とにかく初日は帰ってから教科書のわからない単語やら文を徹底的に調べる。しかし、この日のKatsuの落胆ぶりには、いつも一緒にいるMartyもビックリしたという。
しかし、ドーンと落ちるけど立ち直りも早いKatsu。言ってるコトはあんまわからないけど段々となれていく。Katsuって無神経なのか?でも、これで引き下がっちゃKatsuは負け犬畜生野郎だしね。それに「コイツあまり喋れないな。」とわかると、それなりに対応してくれる。半分近くがインターナショナルの生徒だったのもある。日本の学校だったら「なぜわからないのですか!」と吊るし上げられちゃうでしょ。喋れない人でもそれなりに…これがカナダ式?。

この授業はPRE-EMPLOYMENT READINESS。心理テストみたいなコトや100万ドルあったらどうするだのということをやった覚えがある。
ではアナタ「100万ドル(約1億円)あったらどうする?」クルマを買う?びとんのバッグを買う?貯金する?
カナディアン達の一番多かった答え。さて、なーんだ?
一般的な日本人はまず言わないコト。これは教育の差なのか…早くから親から離れて暮らすカナディアンは、こういった独立心が宿るのか…などとKatsuは1人考えた。
Katsuは『貯金する』なんてハズカしいコトを言ってしまった。もう一ひねりすりゃ良かったかな。この時はそんな心境的な余裕は無かった。
さて、 カナディアン達が何と言ったかというと「起業する。」だ。カタチは違えどみんな言った。その後であまったお金を使って家を買うとかクルマを買うと言っていた。この差はなんだ?日本人なら家、クルマ…諸々と買ってあとは貯金すると言うだろう。会社を作るなんて甲斐性のあるヤツは極めて少ない。寄らば大樹の陰、長いものには巻かれろの思考。タダ残業だ。休日出勤だ。と文句言いながらも人に使われているのが一番ラク。苦労をしなくて済む。
カナディアン達のコノ答えには大変驚いた。「そう考えるか…」とね。Katsuも近いウチにWebサイト作成事業者としての事業登録だけはしようと思っている。商売としてターゲットにできる層も見つけてはある。まさしくカナダで勉強した影響である。日本のWebデザインガッコの技術レベルが上だったとしても、こんな影響は受けれなかっただろう。
Katsuはカナダで勉強してホントによかったと思う。

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