エリーの矯正日記 バンクーバーの暮らし方
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Erryの矯正日記

 
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☆ 相談C医院の場合 ☆

矯正活動を水面下で静かに始めた私。初めて矯正歯科に電話してから一週間が経った。
今日は、あの時予約を入れておいた最後の矯正歯科、C医院の相談日だ。この時点で私の中では、差し歯を叩かれて「カチン」ときたB医院を完全に外し、A医院にほとんど心が傾いていた。先生の対応も良かったし、家からの距離も抜群。3万円も払って精密検査も受けた。だからC医院での相談は「流す程度かな。」と、いった感じも少なからずあった私だった。ただし、安いらしいという治療費に魅力を感じていたのも事実・・・。

さて、C医院に着いた。とてもキレイで清潔そうな診察室と待合室。先生は女性で明るくはっきりものを言うタイプだった。待合室にも楽しそうな笑い声と会話が聞こえてくる。さて名前が呼ばれた。一通り口の中を見て先生。「あらぁ、かなり今までお金かかったでしょう」そうなのよ。エリーの口の中は銀歯が沢山。なんたって一年以上も歯医者に通っていたんだから。その後も先生はズバズバと、私の口の状態の悪い点を言っている。歯が出ているとか、ガタガタだとか…こんなにハッキリ言われるとは思わなかった…。そして、やっぱり私は自分のエリーの歯歯が出っ歯であることを再確認しないわけにはいかなかった。その様子を先生は「鼻より出ている」と言ってのけた。しょえ〜。歯が出ている事を知ったのは、こないだのB医院よ。幼い頃から言われ続けていたわけでもなく、まだ自分自身その認識をしてから日が浅いのだ。またもやショックであった。でも先生〜、もしかして、それは歯が出ているのではなくて、鼻が低いってことでは?鼻が低いことは小さい頃から言われつづけていたことだ。あれ?もしかして相互作用が働いていたって事?鼻と口がお互いの足を引っ張っていたのか?生後初めて知る真実がここにあった…。

そして裏側を希望している私に先生は、表側の装置をすすめてくれた。口を開けっぱなしで治療するのは大変だよ。と、言うのである。そっか、それは気づかなかった。そういやそうだよね。裏側だと口を開けないと調整はできないよね。表側だとイーッてやっていれば、それで済む。そして出っ歯という状態は表から「押す」ほうが楽に動くというのだ。出ているのを出ている側から押すほうが理にかなっているというのだ。裏から引っ張るのは、ちょっと時間が余計にかかるらしい。さらに、裏側の装置は、装置自体の厚みがかなりあることが判明。見本の歯形を見ると一目瞭然だ。一番薄いのはメタルブラケットだった。先生は「口の中では舌が常に動いているでしょ。だから舌側に装置がつ付くとかなり異物感があるのよ。」でも先生。あの装置を付けるのに抵抗があるんですぅぅ。と私。「全然目立たないよ、今のは。値段も全然違うし」そう。その値段の差にはびっくりくりくり!なのよ〜。すごいんだよ〜。表側からのはかなり安いが、裏側になった途端に倍の値段に跳ね上がる。139万だよ〜〜!!払えるのかそれ?払っているやつがいるのか?これには貧乏人エリーはうなだれるしかなかった。それと、前歯のこと。裏側の銀歯部分には装置が付かないから、仮歯を入れて治療すると言われてしまった。A医院のようにヤスリで削ってデコボコを付けて…ではなく、プラスチックを入れるとのこと。うーん、それもちょっと…。前歯が差し歯って、こんなことになるのね。それから歯は4本抜きます。」と言われた。しかも「ほぼ確実に抜くでしょう。」と言われる。多少抜歯もしかたないかなと思ってはいるけど、出来れば抜かずに治療したい。その後、抜いてもいい歯の話など、先生は色々と説明してくれた。

結局この日私は、精密検査までし、尿まで採取して骨密度まで計ってもらっちゃった。相談日に精密検査まで受けると、なんと検査料が半額になるというのにつられたのだ。A医院とほぼ同じ内容の精密検査を受けたが、違いは機械が最新式であるということだろう。診察台は、倒すとライトが自動的にウイーンと動いて私を照らすし、レントゲン室でクルクル回る機械が顔の周りを一回りしているときは、確か”エリーゼのために”が流れていたような…。ピロピロピロピロリン♪、とかなんとか…。楽しいじゃん。裏側治療に対する困難さなど、いろいろ感じたが、とりあえず、まだ一円も払わずに検査までしてくれたし(お金は次回でいいよと言われた、あらうれし)、表側からだとスッゴク安い治療費は魅力的であった。ずばりメタルで55万円。で、調整料は無料。つまり、55万以外はいーっさい追加料金が取られないということ。今までの医院で言われてきた「月に5,000円。」とかそういうのは無しなのよ。そしてリテーナーも含んでいるってのがまたオドロキよ。こんな安いところ見たコトないよ!この安さにかなり心がぐらつくエリーであった。検査結果は10日後だ。

 
 
 
☆ 精密検査結果 A医院の場合 ☆

あれから10日後、私はA医院を訪れた。

先生と個室で面談…。そして前回撮ったレントゲン写真、何回も取り直していた成果あってかすばらしい出来の歯の石膏の型などを肴に検査結果の説明が始まった。これ見ると、やっぱり歯並びがよくないね〜。変な歯形。ま、とりあえず私の矯正は…。

金額 表側矯正だと70万です。そして裏側矯正だとズバリその5割増。(つーことは、105万円ってか?)さらに月に調整料として表で5,000、裏で7,000円かかります。それぞれそこに消費税が別途加算されます。

期間 2年みてください。(お、普通じゃん)。もちろんおおよその期間なので多少前後することもあるでしょう。

治療の仕方 「まずはあごを広げる装置を付けます。これは舌側に針金をめぐらすといった感じです。装置をつける前にこれを着けて、あごを広げていきます。この時、表側だと同時進行で普通のブラケットがつきますが、裏側だと、広げる装置をはずしてからになるので、十分に広がった後半年後ぐらいに本格的な装置が付けられることになります。だから矯正期間がその分延びるでしょう。また、歯はほぼ抜かなくて良さそうです。とりあえず抜かずに進めていって、様子を見て抜歯をするかどうかを決定していきましょう。」との事。なるほどねぇ。
あごを広げる装置のことだけど、この針金のような装置自体が舌側に着けるものであるために、表裏どっちでやるかで、本格的装置の装着と平行して出来るかどうかが分かれてくるんだなー。つまり期間の差だ。ふーむ。

あと、差し歯の部分の「ヤスリがけ」の話とかをもう一度聞いたりした。ブラケットをつけやすくするために銀歯にやすりで凹凸をつけると聞いたけど、治療が終わったらその歯はどうすんの?と思ったのである。
聞くと、さらにヤスリをかけて、つるつるにもどすので大丈夫だとのこと。削っちゃって歯が薄くならないか?との問いに、ステンレスとクレンザーの関係程度の削り具合だ、と先生。
それから、矯正することによって今までの噛みあわせが変わってくる(つまり正常になる)為、「虫歯の治療部分のやりなおし等の処置が必要になってくるあるでしょう」とも言われる。そうなの。
エリーの歯は、今のこの悪い歯並びに合わせてプラスチックつめたり、銀をつめたりしているのだ。…あとで気が付いたのだが、もしかして「まず虫歯治療から」ではなく、「まず矯正相談」だったのではなかろうか?
治療に先走ってせっせと通い詰めたことを、少し後悔してしまったどうせ後で抜歯したり、治療後を調整するのであれば、なんだか時間とお金の無駄のような…。

さて治療中の歯磨きの事も聞いてみた。「確かにブラケットがついて、針金も通っているから、ブラシが届きにくく、そういった意味では虫歯にはなりやすい。甘いものを控えて、それと同時にちゃんと歯磨きすることはもちろん大切だが、どちらかを心がけていれば、グッと虫歯になる可能性は低くなるよ。」と言われた。
結局、甘いものを食べても食後にしっかり磨けばいいし、そういうものを食べずに、極端な話、お茶だけ飲んで歯磨きの手抜きをしても、そうそう虫歯にはならないのだと…。そうかそうか。納得。そんなに神経質にならなくてもいいのかも。

今回はこんな感じだった。次回は自分から、治療を受けるかどうかの連絡を入れることになった。迷うなぁ。C医院の検査結果を聞かないことには判断できないなぁ。値段もそうだし、裏表でもかなり迷ってきている…。二つの医院の精密検査だけで¥47,250かかっているんだよねぇ。
しっかり選ばなくてはもったいないぞ。C医院の検査結果はさらに4日後だからとりあえずそれまでは沈黙を保つことにしようっと…。

 
 
 
☆ 精密検査結果 C医院の場合 ☆

今度は2度目の精密検査結果を聞きにC医院に行く。
すると、先生から「ちょっとよく見てみたいところがあるから、もう少しレントゲン撮らせて?」と言われる。結果は出ているけど心配なところがあるんだそうだ。それで奥歯を中心に改めて撮った。5枚くらい撮った。
現像があがるまで先生と私は個室で前回撮った写真などを見ながら話した…パソコン上に映し出された私の顔や歯…。曲がってるよオイ。
私の顔ってば曲がっている。それって口が曲がっているからなんだよねぇ。そんな状態のまま、曲がったなりに、20年も生きてきたから、それに合わせてアゴまで曲がってきているんだろうなァ。しかしいろんな角度から自分の歯を見るとつくづく歯並びが恥ずかしい。恥ずかしいよー。

さて検査結果は…?
まず先生、開口一番、「虫歯治療がいいかげんみたいよ」「なんですってぇー?」エリーはショックを受ける。しかしレントゲンにはしっかりと虫歯の根っこの治療痕も写っていたのだ。それも不完全な状態で…。きちんとお薬が根元まで注入されてない様子が分かってしまった…。何故なんだ!

レントゲン2
レントゲン3
レントゲン1
神経を抜かれた問題の私の歯達…(ホンモノの私のレントゲン写真です)
 

○○歯科医院よー!通い詰めた1年は何だったの?そこってヤブ医者だったのか?現像があがったレントゲンを見ても、やっぱり先生ったら「ちょっとこの治療の仕方は考えられないわ〜」とさらにダメ出し。そこまで言われて、さすがに顔色をなくす私…。1年通っていた一般歯科、私はそれなりに信頼していたのだ。あんなに時間をかけて根っこの治療をしていたのは、丁寧な治療をしてくれているんではなかったのか?

レントゲン4
レントゲン6

神経を抜かれ、いい加減な治療をされた歯のレントゲン写真。神経を抜いた跡が空洞になってしまっている。本当はクスリが写るそうだ。

C矯正歯科の先生の話だとシッカリ治療された歯はこういう感じになるらしい。

 

いつも混んでいたし、よく土曜日に学会とか言って休診だったから、予約も取りにくく、でも、信頼されている歯医者さんなんだな、と思っていたぜ、ついさっきまで。なんだよー、いい加減な治療だったらもっと早く終わらせてくれてもよかったじゃんか!信頼していただけに悲しい。
矯正の先生は、根っこの様子が前回のレントゲンでは不審なところが多くそれでまた今日も奥歯の根っこを集中的に撮り直ししたかったんだって。先生の話によると、とりあえずいますぐどうこうっていう歯ではないらしいが、ずっと監視しつづける必要があるとのこと。そして、神経を抜いた歯が沢山あるので、そういう歯は少しずつ動かさないといけないらしい。その分、多めに年月をみておてほしい、矯正期間は「2年半です」と…。そしてそれと同じくらいのリテーナー期間。つまり完全には5年かかるってことだぁね。全部が終了する頃は私は32さい??ふー、先の長い話だ。
先生からは5年経っても、その歯の根元が不安な部分を診に、通ったほうがいいよと言われた。そしてそれは「タダでしてあげられるんだから」と。
そう、ここの一番の魅力は、最初に金額が決まったら、もう絶対にそれ以上料金がかからないこと!!!こんな矯正歯科は他にはまずない。もしかしたらカナダより安いかもよ?つまり私の場合、55万に消費税で、治療の最後の最後の日までそれ以上はかからない。安いなぁ。本当に安いよ。これなら払える。どんなに治療期間が長引こうとも追加料金なし!お金を気にしながら通わなくてもいいんだ。何年経ってもレントゲン撮りに行っちゃうってものよ。

先生の話では、まずは抜歯を4本しなければならないとのこと。抜かなくても出来るけど、抜いたほうがより完璧に整うんだって。つまり、抜歯しなくても、きれいに並べるだけならできるが、今現在狭い中に並びきれてないのに無理やり並べるから、出っ歯ぎみにはどうしてもなってしまうし、スペースがないから歯が動きにくいんだそうだ。近所のA医院の先生の話もあったけど、ここはまず抜いて、前歯の出っ張りをなくし、口元をスッキリさせて、少し顔立ちもシャープにさせたほうが長い目で見たらいいのではないかと…。もしかして顔が変わる…?えへ。
なんだか、クチビルのとんがりっぷりは少なくとも消えるらしいよん。これはスゴイ。顔面改造計画も同時進行できるってことだわ。曲がった顔と突き出たクチビル、30歳までにはきっと今よりマシになっているかな〜。プチ整形?

ちなみに骨密度は良く、「20代の理想的な骨密度」との結果に久々の「有頂天」。治療痕のことなど、暗い話題があったなか、それだけは明るく私を元気付けた。先生も、「きっと骨が丈夫だったから、こんな歯の状態でもなんとか大事に至らずに済んでいたんじゃないかしら?このまま食生活とか気をつけて維持しましょうね」だってさ。えへへ。ビバ!マイボーン!
そんなこんなでずいぶんと先生と長いこと話してしまった。そして私は、ここで治療をしていく事をだんだんと決心していくのだった。もちろん表側からの矯正ってことでね。・・・裏側からの矯正は高い。とても手は出せないけど、表側からだったら相当安いぜこれ。矯正相談に行く前は「絶対裏側!」って思っていたのにね。先生と根気よく話してみるとやっていけそうな気になるから不思議。このままここに決めるのかな〜って感じ。

翌日、会社の同僚に矯正治療を始めることを話した。(エリーのカミングアウト)彼女はきれいな歯並びから予想していた通り、やっぱり矯正していたようで、なんとヘッドギアなるものも着けていたんだって。小学校の時に受け口だったなんて全然分からないほどきれいな口元だなぁ。小さい頃からやると歯も抜かなくていいし、きれいきれい。そしてお兄ちゃんともども矯正していたんだって。一人100万はかかったらしい。

ここにも矯正兄弟が!マーティー&エリーのごとく!!そして彼女は本当に最近リテーナーがとれたんだよ、固定式のヤツ。なげーよー。そして未だに定期的に検診に行っているのだ。4ヶ月に一回とからしいが。
私の打ち明け話に、「最初は痛くて辛いけど、安そうなところだしいいと思うよ」と応援してくれて嬉しかった。やっぱり表側からやるのは抵抗があるけど、経験者の彼女がいてくれるならなんとか頑張れるかも。
うちの会社で矯正している人は一人もいないし、装置を付けたらもう隠せないもんね。あの狭い会社社会の中でやるのはかなり勇気いるけど、いま始めなきゃいつやるんだよ!私が始めたことで誰かが関心持ったらそれもいいかもしんないしね。
歯を大事にしましょう!デリカシーのないやつらはほっとこう!気にしない気にしない。

 
 
 
 
☆ 決めた! ☆

検査結果を聞いてから10日。C医院から電話が来た。(前向きだった割には悩みすぎかも)
しかしその電話で「やります」宣言をしちゃったよ、ワタシ!「やります。ここで治療します」と宣言をしたらもう悩むことはない!
矯正体験者の同僚にも話したし、金額面でも一番いいのがここだし、色々とレントゲンを沢山撮ったりして、信用できる感じがしたから、ここにしようと思う。もちろん表側で…。やっぱし安さにかなり惹かれたってのはあるね。お金ないからねぇ。で、次回の来院予約をとって電話を切った。
まずは抜歯からなので、次回は提携一般歯科での抜歯をしてもらうための「紹介状」をもらうことになった。ふー、いよいよ。

さてその後今までかかっていた一般歯科に、治療の一時中断を申し出てみたのよ。C医院で聞いた治療痕話でかなりそこの先生の信頼度が落ちてしまっていたので、とりあえず矯正治療のことは話さずに、事情があって治療を一旦やめることを受付の女性だけ言ってその場を去った。きっとここを訪れるのも最後かな。今までどうもありがとう。こんな感じに姿を消してごめんよ。でも矯正のためには仕方ないね。あばよ。

…始めに訪れたA医院からは何の音沙汰も無し…。確かその頃は結構先生いい感じ!とか思っていたな…。でも精密検査をしっぱなしで、そのままサイナラというカタチになった。B医院からは留守電が入っていた。
精密検査をうけてみませんかという内容のものだ。心が決まっていた私はすぐに断りの電話をいれたのであった。こうしてエリーは矯正相談を3つの医院でして、3つめのC矯正歯科に決めたのだった。
近所でもなく、裏側治療でもなく、抜歯もすることになったけど、料金体系が明快で、先生も明快で、今ではここに決められてとっても満足している。

 
 
 
☆ 歯を抜く ☆

紹介状をもらったその帰り道、早速抜歯をする一般歯科に予約を入れた。
なんとそこは働く人々にとってあり難い事に、夜9時まで診療しているのだ。助かるね〜。これなら会社帰りにじゃんじゃん歯を抜けるってものよ。なんせ4本も抜くからね。さっさと抜かないと装置入んないし。やることが決まると、早くやりたくなるのね。さぁ、抜くぞ〜。が、しかし、友達が抜歯をしたときの話を聞いて少しブルーになっていたことも事実…。
その子は、顔が腫れて腫れて腫れまくって、丸くなるのを通り越して四角くなったのだと言う。お、恐ろしい。あたしの顔、どうなっちゃうの?出社は可能なの?みんなは私と認識してくれるの?
痛みというよりは、顔が四角くなるほうがだんぜん心配の私。しかし紹介状を渡された時、矯正歯科の先生から「ここの先生は若い男の先生よ」なんて言われ、足早に歯医者さんにむかうのであった・・・。おいおい。
行ってみると、先生は確かに若い男の先生だった。しかもとても優しく、いい先生だ。が、先生自体が下の歯を抜歯したかのようなしもぶくれっぷり。思わず笑顔の私。フフ。

レントゲンを撮ったあと、いよいよ診察台へ!「うん、抜きにくそうな根っこはないみたいですね。噛み癖ありますか?」と先生。「右の方で噛みますね」「では左から抜きましょう」「はい」・・・そんな心遣いが嬉しいっす。
普通下の歯のほうが痛い。始めの一本ということで、食事にも影響が少ない左上から一本ずつ抜くことにした。どこを抜くかというと上下とも犬歯の隣奥。4番の歯。さてまず麻酔を打つ前に「しびれ薬」を歯茎に塗られる。これは注射針を指す痛みをやわらげるためのものだ。エリーはしびれた。
そして本格麻酔注入。ちょっと痛い。5分ぐらいたってぐいぐい押しても痛みを感じなくなったことを確かめると、いよいよ抜歯。
ぎりぎりぎり…。麻酔したから痛みはまったくない。でも抜いてる感触はわかるものだ。引っ張られる方向に合わせてつい顔もじんわり動かしてしまうそうこうしているうちに抜けちった。え?もう?先生さすが。先生は手早く消毒をし、血止めのガーゼを噛ませ、血が止まるまで待つことになった。
「どれ見てみましょう」「あれ、まだ止まらないな」というわけで再びガーゼを噛んで待つ。「どれどれ」「あれ?」私の血はなぜか止まらなかった。結局、隣に入った抜歯の患者さんの方が後からきたのに先に帰っていくまで診察台に横たわっていた。血はなかなか止まらなかったので、先生は「糸で縛りましょう」と傷口をたこ糸のようなものでキリキリ縛って結んでくれた。
そしてウーロン茶のようなもので1度だけ口をかーるくゆすぐと、「はいそこまで!」それ以上はゆすいじゃダメだった…。そう、抜歯後の対応はマーティーの注意事項と全く同じ!

普通は次の日に消毒に来院しなければならないけど、エリーの明日は飲み会の予定が…。酒飲んでいいのか?「うーん、お酒を飲む2時間ぐらい前には抗生物質を飲んでおいてください」そうじゃないと効きが悪いらしい。
さらにエリーったらその週末は友達と鬼怒川温泉に行く予定まであった。暖まってまっていいのか?「たぶん大丈夫でしょうが、抜歯後の消毒の様子を見てみましょう」とのこと。そうして痛み止めと抗生物質をもらって、その夜は言うとおりに過ごした。血が出た割には痛みがなく、なんと痛み止めなしでその夜は眠れた。
翌日は心配していた四角顔にもならず、飲み会もなんなくこなし、血も完全に止まり、温泉旅行前に消毒に行った。そして結んだ糸を切ってもらい、先生から温泉GO!サインをもらった。私が痛み止めを飲まずに済んだことを伝えると「ええーっ?」とかなり驚いていた…。うん、とりあえず一本終了!!!

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