エリーの矯正日記 バンクーバーの暮らし方
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Erryの矯正日記

 
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矯正日記3
     
 
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☆ 噂の隙間養成ゴム ☆

さて、一本目を調子よく抜いて、2本目もさらに抜歯。飲み会&温泉、と予定が詰まっていた私は一本目抜歯から5日後、左上に続いて左下を抜いた。前日、鬼怒川温泉で心の洗濯をしてきた私はスッキリ気分で歯医者へ急ぐ。
2本目も余裕だわ。んがっ!その夜痛さに身悶えすることになろうとは…。こないだ痛くなかったのは夢だったのかしら?というくらい痛い〜!日頃から「自然治癒力」を心がけている私ではあったが、たまらず痛み止めを飲んだ。たまらねえです。くー!!下のあごはまた違うのね。その夜はなかなか寝付かれなかった。はー。

翌日は矯正歯科と抜歯後の消毒の一般歯科とまたもやかけもちで予約を入れていた私。その日の矯正歯科は、矯正生活の中で一番痛いと噂の「隙間養成ゴム」とやらをつけることになっていた。これはマーティーと一緒で、奥歯にバンドをつけるために歯と歯の間に隙間を作るために入れる青いゴムのことだ。実はこれを入れない人もいる。
エリーの場合、奥歯が銀歯の所3箇所に入れることになっていた。そう、奥歯が銀歯で囲まれている場合、つまり「ブリッジ」で全体的にかぶせてある場合歯の側面にブラケットをつけることが出来ない。接着剤がつかないのだ。やっぱり健康な歯が一番なんだよね。こういうことをする期間が無い分、早く治療が進められるってもの…。白い歯っていいね♪だよ。

「あら、歯を抜いたばかりじゃないの。これは手荒なことは出来ないわね」と矯正の先生。そうよ、そうなのよ。優しくしてね。「これは一週間だけはさんでおきます。それだけで間がひろがるから。その間
もし食べちゃっても安全だから。」
ほほう、そうか。
そうして先生は優しく奥歯に青いゴムをはさんでいく。フロスのようなものに青いわっかゴムを通して、そのまま歯と歯の間にぐいっと差し込むようにしているみたいだった。順調に一つ二つとはさんでいく…。
がしかし!!
なんとびっくり。左上の奥歯がどうやってもはさまる様子なし。なぜでしょう?
「あら〜?これはもしかしてつながっているんじゃない?」
そう。なんと一年通った一般歯科は、奥歯の二つの歯をつなげて銀歯をかぶせてしまっていたのだった。つながって一つの歯になっているんだもん、そこに「歯間」なんて存在しないわなー。青ゴムのはさまる余地無し!!
これには先生も私も愕然としました。「これは削って切ってもらわないとだめだわね〜。」ということになり、またもや一般歯科の先生にお手紙を書いてもらってたのでした。あーあ、やってくれるわよね〜、こんな治療を受けていたのかと思うと悲しいよ。

でも一個だけ銀歯でかぶさってない奥歯が私にはあったのだ。今日はなぐさめにってわけでもないが、その奥歯にブラケットを一個だけつけてもらっちゃったのだっ!ブラケットがついている感じを体感するためだ。ブワーッと乾燥させて接着剤を塗り、5分程度待ってブラケットが付いた。
一個だけついたブラケット
を舌で確認しながらその足で抜歯の消毒に行く。そして前回同様抜歯後の処理をしてもらいつつ、お手紙を先生に渡す。そんでもって奥歯を削って二つに分割してもらったのだった。歯を削る音、しかも銀歯を削る音はいやなものだ。響くわ〜。そしてなんとか二つの歯としてそれぞれ独立するに至ったのだった。
でも、他の歯もつながっているんじゃないか疑惑が沸き起こった私は、先生に訴えてみた。「では調べてみましょう。くっついていたら装置が付いていても動きませんからねー。」かたい銅版みたいなものを歯と歯の間に一つ一つ差し込んでいくと・・・、「ん?ここは入らないな〜」
ああっやっぱり。エリーの疑惑は的中。先生は、虫歯治療によって隣とくっついていた歯をもう一度治療しなおしてくれた上に、ちゃんと銅版を通して、
一つ一つ独立しているのをきちんと確認してくれたのであった。エリーはやっと安心。寸でのところで歯が動かないままになるところでした。これで動き放題。あーよかったぁ。

 
 
 
☆ 噂の隙間養成ゴム 2 ☆

歯と歯の間をちゃんと確認できた私は、安心して帰宅の途についた。
そして一人、部屋で鏡を覗き込む・・・。おー、あるある青いゴムが!これよこれ。マーティーと一緒!ふふ。とうとう私の口の中に矯正っぽいモノが入ったよ〜。一個だけブラケットも入ったし。うんうん。そうして私は満足げにはりきって夜ご飯を食べた。
がしかし!痛い〜。噛めないよ〜。パンは無理だよ、無理。他に何かなかったの?
おかゆとかさー。でも今夜はこれしかなかったのよね。しっかし何故噛めない特別硬くもないっつーのに。意識しながらゆっくり噛んでいるつもりでも、何かの拍子に無意識にぐっと噛んでしまって、ずきっ!
とした痛みが私を襲う!!こんな小さなものが歯と歯の間に挟まっただけでこんなにも痛みがあるんだね。これから先どうなるのかなー。
その夜は優しく優しく食事をして、その後暗い気分を吹き飛ばすようにパーっと風呂入って、風呂入りながら歯を磨いてさっぱりしてみました。
フンフンフン♪と風呂上りまた鏡を見てみたら、なんと一箇所青ゴムがないっどこ行った??
もしかして食べた?歯磨きしてとれた?わからないっ!どの瞬間に私の歯からとれたのかわからない〜。でも事実今ないぞ。先生は、一週間のうちに歯間が広がるからポロッと取れるけど、そのまま放っておいて大丈夫、食べても安心素材だから体に害もないです、と言っていた。でもつけた其の日にとれたら意味なくない?ひろがる暇なくまた閉じちゃわない?
その夜はどこをどう探しても口の中には見当たらなかったので、次の日先生に電話してみたのだった。するとそのままで大丈夫との返事が。
ほんと?大丈夫?そのまま過ごしちゃうよ?

 
 
 
☆ 奥歯装着&本契約 ☆

さて、一本目を調子よく抜いて、2本目もさらに抜歯。
飲み会&温泉、と予定が詰まっていた私は一本目抜歯から5日後、左上に続いて左下を抜いた。先生の言葉を信じて一週間。まんまと拡がった奥歯だけにブラケットを装着する日がやってきた。先生、ひろがってますでしょうか…。「うん、大丈夫かな、念のためこっちをつけてる間にもう一度挟んでおいて、気持ちひろげておきましょう」とな。
そうして先生は青いゴムをフロスのようなものではずして、奥歯につけるバンドを吟味した。金のわっかを歯の大きさに合わせて仮装着をするのだ。でも私の奥歯はかなり大きいらしく、なかなか入らない…。
それもこれも虫歯治療でかぶせた銀歯が異様にでかく作られたから…。
私はつくづく虫歯治療に無駄なお金をかけたことをこの矯正治療で思い知らされたよ。これから矯正をしようと思っている人は、まず相談した方がいいね、矯正の先生にね。
…とかなんとか思っているうちに、やっと私の歯が入る大きさのわっかが決定。先生に言わせるとかなりのでかでかタイプらしい…そうして順順に奥歯の3っつの歯にわっかがはめられていく…。

ちなみに奥歯奥歯と言うけれど、厳密には親知らずをぬかして奥から数えて2番目の歯に装着してます。こないだ削っておいたつながっていた奥歯にも無事装着できそうだわ。本装着の前に、昔懐かしい「木工用ボンド」のにおいがする接着剤が付けられた。
くっさーい。でもがまんだわ。そしてぴったりとつくように先生が歯を押す。でも自分で噛んだ方が その何倍も大きな力が出るとのことで、さらに自らぐぐーっと噛みしめる。そのまま5分経過。ピピッ。付いたみたいよ。こうして奥歯全部にワイヤー無しのブラケットが付いたのだ!!ちょっとだけおめでとう!エリー!

この日はその後ちゃんとした契約書をかわした。あらかじめ決めておいた矯正の装置と、その値段と、分割の支払方法、そしてそのすべてに同意しますという契約書にサインするのだ。
私は当初の話し合い通り、”プラスチックの装置の表側治療で、2年半の治療期間(予定)、リテーナーを含めた治療費の¥588,000(税込み)を無利子の32回払い銀行引き落とし”で払うことをサインした。すごいなー自分の考えで、自分が選んだ医院で、自分で納得して、自分の稼いだお金で自分の為に投資することに今サインしたんだ。そう思うと、我ながら「大人のなせる技だな」と満足した。

このころまでには、残る抜歯はあと一本になっていた。そして私の仕事の都合も考えて、全部の歯にブラケットの付く日は、その日から2週間後にすることに決定した。
今までは会社帰りに抜歯もして、少しずつブラケットも付けていったのだったが、全装着の次回は、「所要時間2時間」そして「万全の体調で」ということを頭に入れて、平日の午後に予約を入れた。もちろん会社を休むつもりでね。
やはり会社帰りの疲れた体ではなくて、おなかいっぱい食べて、体の調子が万全でリラックスしている時に限るらしい。だよね〜。先生があまりにもそのことを強調するから、今から最後の晩餐は何にしようかと考え始めちゃうよ。当日に向けて体調を整えておかねば。

 
 
 
☆ 抜歯効果(余談ですが) ☆

全装着まであとわずか。その間に最後の一本を抜歯しておこう。
実はこの頃エリーは風邪をひいていた。鼻水はたれたりしたが、思ったほどひどくはならなかった。何故だろう?そう。答えは抜歯の度にもらう抗生物質のおかげだったのだ…。歯を抜いてもらった上に風邪まで治してしまうとはなんていうお得感!
実際は抜歯のお金と抗生物質のお代を払っているから別にお得ではないんだけど、タイミングが合っちゃったんだよね。やっぱりお得かな?
こんなところに抜歯効果・・・。お代と言えば、私の場合は抜歯にちゃんと保険が利きました。1,000円くらいでやってくれた。ちなみに抜歯後の消毒は100円。
保険で抜歯ができなかったという人もいるようだけど、何でなんだろうね。
その違いって何なんだろうね。とにかく4本無事に抜き終わり。お疲れエリー先生からも「卒業です。矯正、頑張ってくださいね」と、はなむけのお言葉を頂き、血みどろ&痛みに耐えた日々を懐かしがりながら歯医者さんを後にしたのだった。

 
 
 
☆ 装着装着 ☆

ついにエックスデーがやってくる。
矯正装置…、これが入ったらあと2年はそのまま。うーむ、楽しみでもあり、不安でもある、が、やっぱりきれいに揃ったときのことを想像すると楽しみのほうが大きい。しかしながら今一番辛いのは奥歯に入った装置によって、口内炎が激しく出来てしまっていること…。
話したり、口を開けるとひっかかって痛い〜。口の中だからとりあえずは治るんだけど、治りかけるとまた引っ掛けてしまって再発…。これを繰り返してしまうのだ。口の中が血の味がするときがあったりもする。
これが全ての歯についたら奥だけでなく、鼻の下のあたりの粘膜にも、あごのあたりの粘膜にもこんな口内炎ができるのかと思うとちょっと憂鬱だったりする。

でも…、体調を万全に整えたその日、そう、その日はやってきた。
会社を休んだ私はゆっくりとたっぷりとごはんを食べ、出すものを出して、矯正歯科にむかう。

ついにきたね。まず歯のクリーニング。歯の表面をぐぉりぐぉりと磨いてくれた。一度口をゆすぐ。
そして…歯の一個一個に接着剤をつけていく衛生士の先生が「先生、右上の2番は装置つきますかね?」先生「まだ無理ね」っというわけで、下の歯8個上の歯7個につけていく。
一個つかない理由は奥にひっこみすぎていて、もっと犬歯との間があかないと装置が付けられないからだ。
そこは私の嫌いな歯だ。前歯をより際立たせている引っ込み思案な右2番。そこだけおいてけぼりにされてはいるものの、他の歯全てに接着剤をつけしばらくおいて、プラスチックのブラケットが置かれていく。
口を開けっ放しでそのまま待つ。「唾液が接着剤を流してしまうから、我慢しててね」と先生。ハイ、我慢しますとも。カラカラにかわいた状態で、接着剤もその力を発揮するというものよね。全部付け終わってから10分はたっただろうか?(付け始めてからは40分くらいかな)ぐにぐにと少しいじって、動かない様子を確かめると、「はい。口をゆすいでください。」体を起こして、さあ うがいをするかと口を閉じたらすでにクチビルが装置に引っかかっている感触が!
ううー、なんという違和感。口がしまらないぞ?

それでも根性でブクブク…。あらためて鏡でみてみると、透明なブラケットが上下の歯に並んでいる。これね、これなのね。しかしやっぱりブラケットの厚さがあるのか、クチビルが異様に突き出している感じがするよ。大丈夫かしら。
そしてそのまま次はワイヤーをかける作業にうつった。下の歯からブラケットに通そうとしたら、くにっとブラケットはずれた…。
「あらー。とれちゃったわ。」もう一度表面を磨いてから同じようにブラケットと付け直した。その間にもワイヤーを通す。一個一個ブラケットからブラケットへ針金を渡していく。そうしたら次は、何かかぎ針のようなものにゴムをつけて、ばちっとワイヤーとブラケットの交差する部分にはめてとめている。この時、結構びしっとくる…。
ぐっと固定されている感じだ。「今日つけられなかった歯にブラケットが付けられるように、犬歯を動かします。ゴムで引っ張っておきますねー」いいぞ。

どんどん動けよ私の犬歯。そして先生は装置について説明をしてくれた。
「今日のワイヤーは一番弱くて細いものにしてあります。
これは形状記憶合金で出来ています。つまりあたためるとぐっとしまるようになっているのです。だからあんまり痛いときは氷を口に含んだりすると、力をかけるのをやめるから痛くなくなります。でもあんまりそればかりしていると歯が動かないので、どうしても我慢できないときだけそうして下さい。
逆に、食事ごとに、お味噌汁とかお茶とか飲んだときに、よーく口の中にまんべんなく含ませて歯に行き渡らせるようにするといいですよ。」とな。
ほえ〜、そういうのがワイヤーに使われているとは知らなかったなー。形状記憶…、懐かしい響きだ。
そんな話を聞きながら装着終了!!!
体を起こすと「舌で口の中を触ってみてください。どこか痛いところはありませんか」エリーは口を動かし、舌を動かして調べてみると、大丈夫だ。

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